採用活動の中で、採用動画に注目が集まっています。採用動画はテキストで伝わりにくい企業の魅力やかっこよさを表現するのに重要です。
この記事では、ディレクターが素晴らしいと思う、かっこいい採用動画について事例やカッコよさを引き立てる技術について紹介します。
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そもそもカッコいい採用動画の定義とは?
カッコいいは、あくまで主観の感覚で言い表すものです。
従って、ディレクター視点でカッコいい映像とは下記の要素を取り入れている映像だと捉えています。
- 企業のアイデンティティが組み込まれている
- 社会との関係が表されている
- ストーリーに調和したグラフィックが統一されている
それぞれ説明していきます。
企業のアイデンティティは、企業が持つ独特の強みや文化、哲学、ビジョンやミッションを指します。
アイデンティティは文章として整理されているものもあれば、具体的に言語化されてないものもあります。
動画で表現するためには、企業アイデンティティをどのように組み込むのか、そしてそれは何なのか、を言語化する必要があります。
上手に組み込められない場合、カッコ悪くなってしまう可能性もあります。
企業は単に利益を追求する組織ではなく、社会貢献をしながら成長していくことをビジョンに掲げている会社が多いです。
そういった社会との関係値を動画で表現できると、さらにカッコいい動画になると考えています。
- 企業が社会にどのような影響を与えるのか
- 社会の中でどんな位置づけや役割を担っているのか
上記のことを取り入れると良いです。
これまでは企画で取り入れるべき要素についての話でした。
このセクションはクリエイティブ、グラフィックに関しての話です。
企画と表現を調和するためにグラフィックはとても重要です。映像の美しさや迫力だけで、視聴者の感情や興味を惹きつけますが、調和させることが難しく、重要になります。
- 全体のトンマナ
- カラーグレーディング
- 音声のテンポ
- グラフィックの動き
上記のことを取り入れるようにしましょう。
面白い採用動画の事例5選!得られる効果〜具体的な制作方法も解説成功事例紹介:かっこいい採用動画を実現した企業
カッコいい採用動画を制作した会社の事例を紹介していきます。
コンサルティングという一見しただけではわからないものを伝える良い動画だと思います。
地域に根ざした活動を展開する中堅企業が、その特色を活かした採用動画制作の事例を紹介します。
採用動画を検討の方はこちら
映像制作の技術:効果的な映像作りのための3つのポイント
映像制作の技術について、簡単にポイントを3つ紹介いたします。
プロの視点からすれば、このテクニックを知ったとしてもカッコいい動画が誰もが作れることはありません。
下記は3つのポイントです。
- ライティング
- カメラワーク
- 音響
簡単にご説明します。
ライティングはつくるものです。明るさだけでなく、影(陰影)を目指したい描写の形まで作り上げていきます。
明るさは、オブジェクトを強調し、注目点を作るために重要です。明るさは視覚的に前面に出る(目が行きやすい)傾向にあります。
一方で影は物の形やテクスチャー、空間を強調するために重要です。うまく作れなかった場合は、のっぺりとした映像になりがちです。
単に照明を当てるだけでなく、角度や光の硬さ(柔らかさ)、当てる範囲、照明の色合い、照明が当たっている箇所と当たっていない箇所の境界部分など。
照明にとって考慮する部分がかなりあり、大変な作業です。しかし、これをバランスよく丁寧に扱うことでカッコいい映像が作れます。
構図とカメラワークは映像制作の中心的要素です。構図とカメラワークで視聴者の視点を誘導します。
ストーリーにあった構図、ストーリにあったカメラワークを使ってストーリー展開にカッコいいテンポを作ります。
カメラワークは、パンやティルト、ドリー、ズームなど。構図は寄り、引き、斜めなど様々です。
また、写真とは違いブレを使った演出であったり、スローモーションなども取り入れることができます。
ぜひ、プロにご相談ください。
音響は、軽視されがちですが、とても重要な点です。音がない、サイレント作品を想像してください。
音があることで映像に魅力が引き立ちます。BGMだけでなく、特定の箇所に効果音を入れたり、インタビューの音声も重要になっていきます。
テレワークでの音声がひどいときも聞いてられないと思います。
音声には、BGM、効果音、ナレーション、空間音など動画の演出を決める重要な要素になっています。
カッコいい採用動画制作までのステップバイステップ
採用動画制作は事前準備から採用サイトの配信と同時に公開するまでの流れなど、複数のステップを要します。
下記は、弊社にご依頼があった場合の採用動画制作の流れになります。
採用動画を制作する目的を明確することが大切です。発注する前に目的がブレていると、動画制作の途中で辞めます、は双方にとっても悪い結果を生みます。参考記事は下記です。
採用動画のコンセプトと企画制作のポイントお問い合わせフォームからご相談ください。
日程調整のご連絡をいたします。その後、プロデューサーまたはディレクターとお打ち合わせいたします。
採用動画の目的や課題、制作したい動画などについてお伺いできればと思います。
※基本的にはリモート打ち合わせを考えております。
ヒアリングをもとに貴社の内容に沿ったコンセプト・企画を弊社からご提案いたします。
数回のやり取りを経て、企画決定いたします。企画が固まってきた段階で見積書を提示いたします。
企画の詳細について担当者様と固めていきます。構成作成、企画のトンマナ、絵コンテ、機材手配、撮影場所の策定、出演者のアサイン、インタビュー内容のアンケートなど、細かいところのお打ち合わせをさせていただきます。
1日のみの撮影から、数日間かけての撮影まで企画や予算によって対応いたします。
撮影後は編集作業に入ります。オフライン編集(カット編集・構成段階)でご共有いたします。
オンライン編集(テロップやアニメーションなど)はカット割が出来上がった段階で進め、1~2週間程度お時間いただきます。※編集期間は3週間〜5週間程度
納品形式は、データ(mp4,mov等)やDVDでの納品も対応しております。
発注から納品まで約2ヶ月〜3ヶ月で考慮いただけますと幸いです。
まとめ|カッコいいを最大限に引き出すポイント
成功する採用動画の共通ポイントをまとめます。
- 動画によって伝えるメッセージが明確になっている
- 演出・構図がしっかりしているか
- 照明がしっかりしているか
- クリエイティブが担保されている
カッコいいを作るためには、お金がかかります。
個人的に思うのはPWCの動画は非常にカッコいいですが、お金はかなり掛けられています。キャスティングから撮影、編集までクオリティがしっかりしています。
上記のヒントを参考に、自社の魅力を最大限に伝える動画作りを目指してください。
弊社では、お客様が制作したい動画に対しての無料相談を承っております。
内容が整理された段階で、最適な構成・品質・コストのご提案をさせていただきます。
この記事が今後の動画制作にお役立ていただけることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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