今、求職者の間で話題の「縦型動画」や「インタラクティブ動画」。
このような動画のトレンドは、企業の採用活動でも無視できないトレンドとなっています。
一方で、ただ最新トレンドに乗るだけでは意味がありません。採用動画の本質を見失わないように、採用トレンドを取り入れることが重要なのです。
本記事では、最新トレンドの紹介と事例とともに最新トレンドを取り入れた、効果的な動画の内容について、説明します。
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2023年に注目すべき採用動画のトレンド
近年、採用動画は、企業の情報を直感的に、分かりやすく伝えるツールとして、取り入れる企業が増えてきました。さらなる進化が予測される中、その最新トレンドをしっかりと把握することが重要です。
今回は、特に注目すべき最新トレンドを3つご紹介いたします。
TikTokの台頭でショート動画が流行ると同時に、スマホのUXに合わせた縦型動画もトレンドになっています。
縦型動画が配信できるプラットフォームとして有名なのが下記の3つです。
- TikTok
- YouTube
その流れに従って採用動画も縦型のフォーマットを取り入れる企業が増えています。ユーザーが自然に見やすいフォーマットであり、短時間でのインパクトある内容作成が可能となります。下記のような動画は、まさに採用向けの縦型動画と言えます。
1分採用動画の作成ガイド|短時間で魅力を伝えるまた従来の文字ベースの求人情報に新しい風を吹き込む「動画による求人募集サービス」が注目を集めています。
このサービスは企業が採用動画を活用して、会社の魅力や職場の雰囲気を直感的に伝える、採用動画を集約したプラットフォームになっています。
最も有名なプラットフォームがmoovy社のサイトです。
トップページは動画を視聴させることが目的で設計されていて、動画をみて、企業のことを知ることができ、求人応募につなげるような設計になっています。
デメリットとしては、このサービスを視聴している求職者(ターゲット)が少なければ、企業側がmoovyに採用動画を投稿する意味があまり感じられないです。
今後の盛り上がり次第で、動画投稿するプラットフォームとしての活用を検討いただければと思います。
インタラクティブ動画とは、視聴者が動画内で選択を行い、それに応じて異なる結末や内容に分岐する動画です。例えば、下記のような動画です。
https://syncc-player.web.app?storyId=1586F9C35A (リンクをクリックいただくと、動画が視聴いただけます)
採用動画にインタラクティブ動画を取り入れることで、動画にストーリー分岐を与えて、よりコミュニケーションが増す動画になります。
例えば、部署ごとの詳細な紹介や、社員インタビューなど、求職者の興味に応じた内容を深堀りして提供することができます。
一方でデメリットとしては、動画が長くなってしまいがちで、ストーリー分岐するのが面倒で最後まで視聴しない可能性があります。
最新トレンドを活かした採用動画の事例紹介
最新トレンドを活かした採用動画の事例を紹介します。動画自体の事例よりかは、どのように動画を活かして採用につなげているか、について紹介します。
下記の3社はTikTokの動画(面白いものから真面目なものまで)の投稿を頑張ることで、採用につなげています。
インプレッションを上げて、求人募集、インターンの募集につなげているところはかなり頑張られていることを感じます。
大京警備保障/Daikyo Security
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また、TikTokは利用者が10代から20代までが多いため、新卒や第二新卒に、長期的に働いてほしい人材に向けて届けている印象です。とにかくTikTokアルゴリズムで回る面白い動画を上げることが大事で、その後に周りに回って求人応募やインターン応募を狙っているかと考えています。
採用動画は中途と新卒で分けるべき?それぞれの特徴とおすすめの動画内容を紹介https://moovy.jp/company/55/jobs
moovyでは求人募集ページと動画ページが合体しているサイトになっています。
イメージとしては、YouTubeの概要欄が求人ページになっているといった形です。
moovyのAPIを使用して、自社サイトやLINE公式などのページにも配信できることがメリットです。基本的に縦型のフォーマットになっており、moovy内の動画は真面目コンテンツのため、TikTokとは大きくイメージが異なります。
https://touchspot.jp/test/orders/daiichi_cutter/
会社の説明動画として、上記のインタラクティブ動画を掲載されていたと思います。(現在は第一カッター興行の採用サイトに掲載はありません)
動画としては非常に面白く見応えがあります。
しかし、動画自体が長いことや、1本の動画から4つの動画に分岐される仕様になっていて、これは別々の動画にして見たいものだけ見れば良いのでは?と疑問を感じます。
インタラクティブ動画は、カスタマーサクセス、FAQや商品の使い方などが最適ではないかと思います。
最新トレンドを取り入れる際に重要なこと
最新トレンドを取り入れる際に重要なこと・気を付けるべきことを紹介します。
最新トレンドを取り入れることで、内容が散漫になったり、元々伝えたかったメッセージがぼやけてしまうことは避けるべきです。
採用動画の主要な目的は、企業の魅力を伝え、求める人材を引き寄せること。もちろん自社で定めた他の目的もあると思います。採用トレントを取り入れる際は、それが採用動画の目的をより強化してくれるものであるかを慎重に評価しましょう。
最新トレンドとして特定のプラットフォームが注目されている場合、そのプラットフォームが自社のターゲットとなる求職者に適しているかを検討する必要があります。
例えば、若い層をターゲットにしている場合、TikTokなどの新しいプラットフォームが効果的である可能性が高いです。しかし、ミドル層やシニア層を対象にしている場合、他のプラットフォームの方が適しているかもしれません。
流行やトレンドは変わりやすいもの。トレンドが過ぎた後にも動画が魅力的であり続けるために、動画のターゲット、動画の目的を見失わず動画制作をする必要があります。
短期的なブームに乗ることは良い反応を得られる可能性があるものの、長期的な採用戦略を考える場合、一過性のトレンドだけに依存するのはリスキーです。トレンドを採用する際は、それが過ぎた後も持続的に価値を提供できる内容であるかどうかを確認しましょう。
採用動画制作の具体的なアクションプラン
採用動画制作は事前準備から採用サイトの配信と同時に公開するまでの流れなど、複数のステップを要します。
下記は、弊社にご依頼があった場合の採用動画制作の流れになります。
採用動画制作は事前準備から採用サイトの配信と同時に公開するまでの流れなど、複数のステップを要します。
採用動画を制作する目的を明確することが大切です。発注する前に目的がブレていると、動画制作の途中で辞めます、は双方にとっても悪い結果を生みます。参考記事は下記です。
採用動画のコンセプトと企画制作のポイントお問い合わせフォームからご相談ください。
日程調整のご連絡をいたします。その後、プロデューサーまたはディレクターとお打ち合わせいたします。
採用動画の目的や課題、制作したい動画などについてお伺いできればと思います。
※基本的にはリモート打ち合わせを考えております。
ヒアリングをもとに貴社の内容に沿ったコンセプト・企画を弊社からご提案いたします。
数回のやり取りを経て、企画決定いたします。企画が固まってきた段階で見積書を提示いたします。
企画の詳細について担当者様と固めていきます。構成作成、企画のトンマナ、絵コンテ、機材手配、撮影場所の策定、出演者のアサイン、インタビュー内容のアンケートなど、細かいところのお打ち合わせをさせていただきます。
1日のみの撮影から、数日間かけての撮影まで企画や予算によって対応いたします。
撮影後は編集作業に入ります。オフライン編集(カット編集・構成段階)でご共有いたします。
オンライン編集(テロップやアニメーションなど)はカット割が出来上がった段階で進め、1~2週間程度お時間いただきます。※編集期間は3週間〜5週間程度
納品形式は、データ(mp4,mov等)やDVDでの納品も対応しております。
発注から納品まで約2ヶ月〜3ヶ月で考慮いただけますと幸いです。
最新トレンドを取り入れる際に重要なこと
採用動画の最新トレンドを取り入れることで、求職者側に寄り添ってコミュニケーションできるようになるかと思います。
ぜひ、上手に取り入れつつ、求人応募につながればと思います。
他にも採用動画制作にあたって参考になる記事がございます。お時間ある際に読んでいただけると幸いです。
弊社では、お客様が制作したい動画に対しての無料相談を承っております。
内容が整理された段階で、最適な構成・品質・コストのご提案をさせていただきます。
この記事が今後の動画制作にお役立ていただけることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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