TikTokは若年層、特にZ世代と呼ばれる25歳以下を中心に爆発的な人気を誇っています。
TikTok以外にXやnote、YouTubeなどの様々なメディアに取り組んでいる企業がいる中で、TikTokにも参入するか検討されている企業様も少なくないかと思います。
本記事では、TikTokの基本から、採用活動にどう活かせるのか、運用のポイントを網羅的に解説します。
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TikTok運用の基礎知識
まずは、TikTokの基本的な知識と、そのアルゴリズムについて解説します。
TikTokは短い動画を共有するSNSプラットフォームです。
元々は音楽に合わせてダンスやリップシンクを披露する場としてスタートしましたが、今では様々なジャンルのコンテンツが投稿されています。
パーソナライズ&レコメンドされた動画が回ってくるので人によって、どんな動画を視聴されているか不明ですが、筆者のTikTokでよく流れているものは「クリエイター制作のショート動画」「TV番組の切り抜き」「クリエイターが制作した横動画の切り抜き」など面白いカテゴリが表示されます。
他にはニュース番組なども流れることもあり、短い時間で簡単に情報収集できるツールにもなっています。
TikTokのアルゴリズムは非常に独特で、他のSNSとは異なる動きをしています。
- 動画の再生数
- いいね数
- 視聴完了率
- リピート視聴動向
- コメント
- シェア
など、ユーザーのエンゲージメントに重きを置いたアルゴリズムになっていて、全く興味がないコンテンツであっても少しの時間視聴してしまえば、同様のコンテンツがすぐにオススメされる仕様になっています。
仮にTikTokを採用戦略に入れる場合には、とにかく見てもらえるコンテンツを提供することで集客につなげ、集客した視聴者に刺さるコンテンツをプロフィールのトップに掲載しておくことが大事です。
TikTok動画運用のメリット
採用活動において、TikTok運用を行うことにどのようなメリットを下記にまとめます。
- 若い層へのアプローチが可能
- 短い時間に会社の魅力を伝える
- 競合がまだ少なく目につきやすい
1、2点目は説明不要と思います。3点目について説明です。
正直、まだTikTokで企業が本気でアカウントを運用されているケースが少ない状態です。そのため、今から始めればユーザーの目に留まりやすく、面白いコンテンツであればスゴい力を発揮する可能性が高いです。
今本気でコンテンツを上げられている企業で代表的なのが、全日空さんのアカウントです。
コロナ禍で飛行機の運行が激減して、何かやらなくてはいけないといった行動力の結果はじめたTikTokアカウント。
流行りのダンスもそうですが、流行った動画の撮り方や編集方法をすぐに取り入れて動画を提供しています。
大手企業がTikTokを始めていなかった中で、全日空が最初にTikTokの運用に力を入れた印象です。
全日空のマネは出来ずとも、自らの企業の魅力を第三者目線で面白いと思われる撮影手法や編集で発信してみると、まだまだ競合が少ないTikTokで注目されるアカウントになる可能性が高いです。
TikTok運用事例
全日空以外にTikTokを運用されている企業さんの事例を紹介していきます。
@dominos_jp
採用に繋がっているのか、それともCM以外の単純接触効果(何度も繰り返し接触することで好感度を高める効果)を狙っているのか、それとも商品PRなのか、不明ですがフォロワーがとても多いアカウントです。
コンテンツの内容は「ピザ」関連しかないのでコンテンツを生み出すのが大変だと思いますが、かなり面白い仕上がりになっています。
特にトップにピン留めされているコンテンツは第三者目線で自社商品を弄れるようなコンテンツになっていて、とても興味深く面白いです。
コメントに「ドミノのSNS担当優秀すぎ。笑」など書いてあるのが人気があるアカウントだなと思わされました。
@dkykeibi_tokyo
プロフィールに掲載されているように、主に採用目的で行われているアカウントです。海外の流行りのコンテンツや、見た目がTHE中小企業の方々が真面目にコンテンツを作っているのが見てるだけで面白いアカウントになっています。
コメントで様々な明るいツッコミが出ているのも人気の証拠ですし、最近は英語でコンテンツを出していて、外国人の採用にもつなげる活動をされているかなと読み取れます。
とても参考になるので、ぜひ見てください。
@irisohyama_official
おそらく商品PRのためのアカウント運用されています。自社商品×ライフハックをテーマにしてアカウント運用されていると思います。
アイリスオーヤマならではの自社商品を活かした生活の提案をコンテンツを通して行なっているので、かなり勉強になります。toC向けの商材を扱っている会社様は必見です。
@rohtotiktok
発信の意図は「目薬だけじゃない!」商品」PR活動で行われていると思います。
商品の使い方やおすすめなポイント、商品の比較、他にもオリジナル曲を出すなど様々な新しい取り組みを継続的な努力で運用されています。
コンテンツ1本1本がいいね数が爆発しているわけではないものの、1本1本のコンテンツが流行りを違う場面で捉えていることや、撮影・編集がちゃんとしている印象です。
いつバズるかわからない、バズる可能性が高いコンテンツを継続して行なっているのがとても勉強になるアカウントです。
TikTok運用で採用活動で知っておくべきこと
ここでは、TikTokを採用活動の一環として運用する際に知っておくべきポイントを3つをまとめます。
- 応募の動線を作る
- 18歳~34歳がメインターゲット
- 企業と求職者の期待値を合わせる
TikTokのプロフィールに必ず求人情報のリンクをつけましょう。大京警備保障さんは、自社ホームページの求人情報にリンクを設定しています。
またTikTokの主なユーザー層は18歳から34歳までとされています。新卒採用や若手の中途採用、パート・アルバイトをメインに考えている企業にとっては、このユーザー層は非常に魅力的です。
他、前述の通り、TikTokを利用する企業が少ない状況です。そのため、求職者は、TikTokで採用活動を行う企業に対し、下記のような印象を持ちやすくなります。
- 斬新なことをやっている気概がある会社
- 競合が少ない中で面白いことを積極的にやる会社
- 取捨選択して未開の地でも積極的に活動される会社
TikTokを通して応募をしたいと思う人も、このような印象を持っている可能性が高くなることが想定されるため、実際の社風に合わせて求職者と期待値調整を行うようにしましょう。
大京警備保障さんの社長ブログ『ソーシャルメディアマーケティング』にソーシャルメディアマーケティングに至った経緯が書かれているので、ぜひ読まれてみると参考になるかなと思います。
TikTok運用の方法
TikTok運用の方法について紹介していきます。当たり前のことがほとんどですので、飛ばしていただいて構いません。
- 冒頭の5秒にこだわる
- 流行りに乗っかる
- 第三者視点での企画を考える
- ハッシュタグをつける
- 編集を妥協しない(特に音)
- 諦めないで継続して行う
TikTokは短い動画が軸なので、ダラダラと話されるインタビューは向いていません。編集で作られた内容で、次が気になるような展開のコンテンツが受け入れられています。
少しでも間伸びしたらカットして編集で誤魔化し、BGMやテンポ・リズムを作った編集を目指しましょう。
また、恥を偲んで流行りに乗っかったり、流行り以外の第三者視点で自虐にも近い動画を出せるかがポイントになります。
企業が運用で難しいのは、部署の垣根を越えられない上長らの気遣いによって面白くないコンテンツが生まれてしまうので、迅速な根回し、企画の配慮と意図を綿密に伝えて企画を練られることが大事です。
TikTokの投稿も半年以上回らない可能性もありますが、可能性がある限り、諦めずに継続してコンテンツを作るよう頑張ってみましょう。
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